2007年03月

2007年03月21日

ふたたび、雪を求めて・・・

エルニーニョ現象が終わりを告げ、3月も下旬だというのに、急に冬が戻ってまいりました。



越後湯沢が呼んでいる。

さあ!雪国へ・・・。


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早朝6時の東京駅では、
カモ科の乗り物が待機していました。


東京駅から75分ほどで越後湯沢駅に到着。
まるで、今まで我慢していたものを噴出すかの様に、雪が激しく降り続いています。


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路線バスで、湯沢町三俣にある「かぐらスキー場」へ。

神楽ヶ峰(2029m)に広がる広大(かぐら・みつまた・田代エリアからなる)なスキー場で、ドラゴンドラで苗場スキー場ともつながっています。

私にとっては初めて行くスキー場です。

みつまたロープウェーで3分、山頂駅に到着。


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最高気温は-6℃



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リフトに乗り、降りる頃には1cmぐらい自分に雪が積もります。

大雪、極寒を満喫して宿へ。

今回は、初めての一人泊スキー旅。

雪景色を楽しみつつ、三国街道三俣宿の街道温泉へ向かいましょう。



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三国街道脇本陣跡 池田家


三国街道は、江戸と越後をむすぶ江戸時代の幹線路で、諸大名の参勤交代をはじめ人馬や物資の往来がさかんで、街道ぞいに多くの宿場があったそうです。
池田家は、当時三俣宿の脇本陣として、諸大名、奉公代官等の宿所であり、かつ、問屋業も兼ねた豪家であったとか。


地元の方の話によると、当時は今の越後湯沢周辺よりもずっと賑わっていたそうです。

なんとも風情がありますね。



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雪災碑のお地蔵さん


雪をかぶって、お顔だけのぞかせています。

大正7年に大雪雪崩が起こり、三俣を襲いました。
158人もの尊い命を奪った世界的にも類を見ない大災害となったそうです・・・。



街道の湯は、湯沢の公共浴場のひとつ。
小雪が舞い、雪山を眺めながらの露天風呂は格別。

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翌日、晴れ間が少し。
しかし、風が強い。
シャトルバスを使って、田代湖が見える田代エリアのスキー場へ。

本来なら連絡コースを滑って行けるのですが、強風のため閉鎖されてしまいました。
私の場合スキー技術が足りず、はじめからバスを利用しないと無理なのです。



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田代ロープウェーで約7分。
標高1413mの山頂駅まで一気に登ります。

標高が高いので雲がすぐ上に見えます。
風がかなり強く、雲もどんどん進んでゆきます。

さらにリフトを乗り継いで・・・


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標高1600mからの眺め



眼下に田代湖が見渡せます。
田代湖は、別名カッサダムというダム湖なんです。


かなり風が強く、写真を撮るのも一苦労。
強風で、行きたくない行けない中級コースに流されてしまいそう。

田代湖に向かって、吸い込まれていくように滑り降りてゆく快感。
嬉しくて、にやけていると歯が凍ってしまいそう~!



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永遠のボーゲン?


5年ほど前からスキーを始めたのですが、未だに足が揃わない。

昨日よりもさらに気温は低く、時折粉雪が舞い上がり目の前が真っ白になりながらも、雪の風景と感触をしっかりと味わうことができました。

ありがとう。
湯沢町。













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2007年03月20日

井の頭公園 3月のある風景

3月上旬の休日。
小春日和のぽかぽか陽気に誘われて、
井の頭公園へ。

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サンシュユ


桃色のお花が多い中、黄色もありました。
葉が開くより先に黄色い小さな花がかたまって咲いています。

秋になる卵型の真っ赤な実は、そのまま食べることもできますが、乾燥させて漢方薬としても用いられるそう。
薬用植物として、江戸時代の中期に原産地の朝鮮半島から渡来したんだそうです。





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弁財天へお参りに行きましょう



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参拝者をやさしく見守る狛犬



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本日のベストカップル










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at 12:27|PermalinkComments(2)TrackBack(0) ★吉祥寺エリア 

じゃじゃ麺 白龍 @盛岡

本場盛岡の、元祖じゃじゃ麺のお店 

白龍 ぱいろん

雪景色を堪能したあとは、盛岡に戻って、盛岡名物じゃじゃ麺を本場で頂くことにしましょう。
あ~やっぱり食べ物になっちゃうのねウインク

じゃじゃ麺とは、小麦粉と塩のみで練ってつくった、うどんの様な麺を茹でて、お湯を切り、熱々麺の上に特製肉味噌・ネギ・キュウリが乗った麺料理で、中華料理のジャージャー麺とは違うんですね。

盛岡冷麺・わんこそば・じゃじゃ麺は、盛岡三大麺として地元の方に愛されているのであります。

ちなみに都内では三軒茶屋に、じゃじゃ麺のお店「じゃじゃおいけん」があります。



今回伺った白龍(パイロン)は、盛岡じゃじゃ麺を創り出した老舗。
駅からタクシーだと700円ほどかかりますが、じゃじゃ麺を生み出した元祖のお店ですから行って見ましょう音符


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地元でもかなりの人気店であるらしく行列必須らしいのですが、土曜日の閉店一時間前の7時ごろに伺ったところ、丁度良い具合に席に着くことができました。


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カウンターと4人掛けテーブル席が数席の小さなお店。
写真撮影は閉店前なので空いていますが、私が入店した時は、お客さんでぎゅうぎゅう状態でした。

メニューは・・・

じゃじゃ麺 大)550円 中)450円 小)350円 
チータン 50円 
ぎょうざ 400円
お持ち帰りもできます。


タクシーの運転手さんに、「中盛でもかなりボリュームあるからね!」の言葉を忠実に守り、じゃじゃ麺(中盛)を注文!

待っている間にもぞくぞくとお客さんがやってきます。
持ち帰りのお客さんも多かったですね。

「じゃじゃおいけん」の記事で、食べ方をご紹介しましたが、まったくの初めてでも大丈夫!
壁には詳しく注文の仕方や食べ方が書いてあり、店員さんに聞いても、親切に詳しく教えてくださいます。
地元の方に混じって観光客も多いみたいなので、店員さんも慣れた口調で教えて下さいます。


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どどーん!じゃじゃ麺


中でもかなりのボリュームです!
運転手さんありがとう!
紅ショウガとおろし生姜が添えられています。


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よーく混ぜて・・・


肉味噌をしっかりと絡めて・・・って、ボリュームがあるので、混ぜるのにも一苦労です。
卓上に置いてある塩・胡椒・酢・ラー油・辛味噌・おろしニンニク(←魅惑のおろしニンニクドキドキ小そのまま家路に着くならどっぷりと使いたいですね)で、お好みの味に仕上げます。

うーん、味噌と生姜が効いていて美味しい。
味が足りないかな?と思ったら、お好みでまた味付け。
独特の食べ物なので、好みが分かれるかもしれませんね。


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〆の、ちーたんたん(鶏蛋湯)


大体食べ終わったらそのお皿に、卓上に山盛りに置かれている生卵を入れて、よーくかき混ぜます。
そして、お店の方に「チータンお願いしまっす!」と言いながら、お皿を差し出します。
すると、茹で汁と肉味噌、ネギを加えたチータンタンの完成。

肉味噌と卵がいい味だしてる体が暖まるスープです。

お腹いっぱい頂いて、450円+50円の500円。
ワンコインで味わえる幸せ。


帰りは、盛岡都心循環バス「でんでんむし」に乗って盛岡駅へ。
1回乗車100円で大変便利です。
ちなみに、一日フリー乗車券は300円。
白龍から内丸緑地を抜け、県庁がある奥州街道に出たら右手にバス停があります。
お店から徒歩2~3分です。


白龍は、本店の一軒隣に分店、カワトクデパートに支店もあるそうです。

盛岡に訪れた際は、盛岡のソウルフードじゃじゃ麺を是非食べてみてください。




■お店情報


住所 岩手県盛岡市内丸5-15
    地図
時間 11:30~20:00 
電話 019-624-2247
定休 日曜 








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at 09:14|PermalinkComments(2)TrackBack(1) ★岩手県 

2007年03月08日

雪を求めて・・・

暖冬の影響で雪が降らなかった東京。

冬らしい冬を味わう事なく、春の訪れを迎えたような気がします。

でも、雪を眺めたい。
このまま春を迎えるのは、ちょっと寂しい・・・。

居ても立ってもいられず、新幹線で東北へ。

・・・
・・

雪が見当たらない盛岡駅からバスで一時間ほど。
ようやく雪に出会うことができました。


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車窓からの風景


標高2038mの岩手山。
奥羽山脈北部の山で、岩手県最高峰です。


そして、安比高原スキー場に到着。


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前森山の山頂(1305m)からの眺め




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岩手山を眺めて・・・



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日が落ちてきました。



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翌朝には雲海が・・・



雪と遊んだ楽しい時間はあっという間に過ぎ、切ないお別れ。
また来シーズンお会いしましょう・・・。










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2007年03月07日

トラットリア レモン  @御茶ノ水

御茶ノ水の老舗画材屋さんが経営する
イタリアンレストラン

トラットリア レモン

JR御茶ノ水駅、御茶ノ水橋改札から徒歩5分程。
明治大学の脇にある「とちのき(マロニエ)通り」を進むと、素敵なイタリアンレストランに到着します。

こちらは、御茶ノ水駅そばで対称12年から創業している画材屋さん「レモン画翠」が経営するレストランなんです。


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ブランコのある洒落た入り口


ランチを頂きに、平日の1時過ぎに入店。
広い店内では7割程お客さんで埋まっており、遅めのランチタイムにも関わらず、どんどん席が埋まっていきます。

曲線が美しい、アールヌーヴォー調の店内は、入って右手に曲線のカウンター、奥が広くなっており、4人掛けのテーブル席と、12人ほど座れそうなテーブルも一つあり、一人客でも利用しやすい雰囲気です。

そして、全席禁煙。


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天井からの曲線のフォルムも素敵


ランチメニューは、各種パスタをはじめラザニアや煮込み料理など。
お値段は1000円前後です。
また、2000円ぐらいからのコース料理もあります。

トラットリアレモンのランチで、一番嬉しいのが、お料理にドリンクが付く事。
飲み物メニューには、コーヒーや生ジュース、追加料金でワインやビールもあります。

ここで特筆すべきは、生ジュースの豊富さドキドキ小
グレープフルーツ ・苺とグレープフルーツ ・苺ミルク ・ブラッドオレンジ(+?30) ・あんずジュース。
もちろん、注文してからミキサーで作ってくれます。


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イチゴとグレープフルーツジュース


苺とグレープフルーツなんて、変わった組み合わせだと思うでしょ?
ところが、とっても合うんですよ~ドキドキ小
酸味と甘みのバランスが絶妙で、たまらなく美味しいんです。
このジュースが飲みたいがために、お店に行くような感じかなウインク


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明太子とイカのスパゲッティ 1050円


なかなかのボリューム。
ですが、こってりとした味付けではないので、美味しく頂けます。

フォークのみなので、スプーンが欲しい場合は早めに言っておくといいですよ。

キッシュも美味しいと評判です。
ランチには、キッシュとスパゲッティとサラダの盛り合わせもあるので、フレッシュジュースと共に楽しみたいですね。

お店を出る2時前には、待っているお客さんがいました。
とても人気のあるお店なんですね。
次回は、あんずジュースにチャレンジしようっと。





■お店情報


住所 東京都千代田区神田駿河台 1-5-5 レモンパートIIビル
    地図
時間 11:00~15:30(LO14:45)
    平日17:30~22:30(LO21:00)
    土日祝17:30~22:00(LO21:00)
電話 :03-3295-0430  
定休 無休








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