2007年07月
2007年07月15日
イギリス料理を吉祥寺のパブで ウラプール ullapool
本場英国の雰囲気と美味しい料理が楽しめる吉祥寺のパブ
ブリティッシュパブ
ullapool ウラプール
ブリティッシュパブ
ullapool ウラプール
追記)残念ながら、ullapoolは2008年1月2日に閉店しました。
また一つ、吉祥寺の名店がなくなってしまうのはとても寂しいです。
また一つ、吉祥寺の名店がなくなってしまうのはとても寂しいです。
私は、海外旅行にほとんど行ったことがありません。
海外に行かなくても、ちらほらと聞えてくる噂・・・。
「イギリス料理はまずい・・・」
そういえば、イギリスツアーパンフを見ても、イギリス滞在中の夕食は中華料理だったりします。
イギリス料理にちなんだ世界のジョークを少し取り上げてみても・・・
○イギリス料理を前にしては、たった一言しかない。
曰く、「仕方がない」
○世界三大失敗料理とは、
3位・スパイスを入れ忘れたインドのカレー
2位・ワサビを入れ忘れた日本のスシ
1位・イギリス料理、
・・・とまあ、散々な言われ様なのです。
そこまで言われると、果たしてそれが本当なのか?実際にイギリス料理を食べてみたくなりました。
前置きが長くなってしまいましたが、イギリスを愛するオーナーさんのこだわりのイギリス料理屋さんが吉祥寺にある事を知り、行ってみました。
いい雰囲気の店構え
吉祥寺の東急百貨店と第一ホテルの間にある細い道沿いに、お店があります。
店名の「ウラプール」は、スコットランドのハイランド地方西部にある港町の地名から。
6月の平日6時ごろに伺いました。
おお~なんと素敵なスコティッシュパブ!
ここは日本?イギリス?
そんなに広くはない落ち着ける広さの店内には、入り口から左手に、ゆっくりと寛げるソファー席、右側にはカウンターと、高めのテーブルに丸イスのテーブル席があります。
インテリアから小さな小物にいたるまで、細かい部分にもしっかりとイギリス。
開店一時間後の早い時間に訪れたのですが、カウンターに一人、ソファー席に二組の外国人のグループがそれぞれに思い思いの時間を楽しんでいました。
英語での会話が普通に聞えてくるので、吉祥寺、日本であることを忘れてしまいそう。
お店の雰囲気だけでも、酔っぱらって上機嫌になりそうですね。
メニューは、おなじみフィッシュ&チップスをはじめ、スコッチ・ハギス、シェパーズパイ等々のイギリス料理。
なんと、イングリッシュ・ブレクファーストまであります。
アルコール類は、ギネススタウト、アボット・エール 、バス・ペール・エール等々。
英国直輸入の生ビールや、常時40種以上あるワイン、現地で買い付けたスコッチウイスキーなど、ものすごく種類が豊富です。
お料理は、日本人のオーナーさんが、舌で覚えた英国の味を日本人向けにアレンジしたもの。
Bass Pale Ale バス ペール エール
ホップの苦味が強くなく、香り高くて美味しい。
口当たりもやわらかで、後味に苦味が残らずすっきり。
好みがあると思うのですが、私には、とても飲みやすかった。
たっぷり野菜のシーザーサラダ
二人で分けて丁度よいボリュームのサラダです。
ローストビーフ 945円
ローストビーフとヨークシャープディングに熱々でとろみのあるビーフの旨みの詰まったグレービーソースがかかっています。
洋わさびが効いていて、ジューシーで美味しい。
イギリスの皆様、疑ってごめんなさい。
ヨークシャープディングは初めて頂きました。
甘いプリンのこと?と思いましたが、デザートではなく、小麦と玉子を水で練り合わせて焼いたパイ生地のようなシュークリームの生地のようなもので、ソースをつけて食べます。
柔らかくてふわっとした食感がいいですね。
ロースとビーフは、イギリス家庭料理の代表的存在で、日曜日のお昼に頂くご馳走なんだとか。
Fish & Chips 890円
イギリスの庶民の味、熱々揚げたてフィッシュ&チップス登場!
時間がかかる料理なので、はじめに注文しておきましょう。
フィッシュ&チップスとは、タラなどの白身魚のフライに大きめに切ったジャガイモのフライが添えられたものをいいます。
チップス(Chips)と聞くと、ポテトチップスのあのジャガイモのスライスを揚げたものを想像するのですが、それはアメリカやカナダでの呼び名。
イギリスではそれをクリスプス(Crisps)というそうで、この太めに切って揚げたものをイギリスでは「チップス」と言うのだそうです。
二度揚げしているので、衣がサクサク!
ウラプールでは、スズキを使用。
身はふわふわで、旨みがしっかりぎゅぎゅっと閉じこまれています。
モルトヴィネガーとケチャップ、タルタルソースが添えられるので、好みで味付け。
本場では、その場で塩コショウから全て味付けするのだそうです。
モルトヴィネガー・・・酢をたっぷりかけて頂くフライはとても美味しかったです。
フィッシュ&チップスの歴史は19世紀半ば、小説にロンドンのフィッシュアンドチップスの店が登場していたことが知られているそうです。
この料理の起源ははっきりしておらず、フランス料理のFrites(フレンチ・フライ)とユダヤの魚料理が19世紀のイギリスで組み合わされたもの、という説が有力なんだそうです。
いやぁ~イギリス料理、美味しかったです。
気になるメニューが他にも色々あったので、味わってみたいですね。
そうそう、お手洗いもとっても素敵なんですよ。
詳しくは、行ってみてからのお楽しみですが、もう一つのイギリスに出会えますよ。
あぁ~、本場イギリスでも、食べてみたくなりました。
■お店情報
住所 東京都武蔵野市吉祥寺本町2-8-4
リベストフォーラム2ビル1F
地図
時間 17時~24時
日曜日は14時~24時
(日・祝は、22時30分ラストオーダー)
電話 0422-20-3225
定休 月曜定休日(月曜が祝日の際は火曜休み)
2007年07月13日
2007年07月11日
旨い! 東京バルバリ @京橋
旨いっ!感動のランチ
東京バルバリ
東京バルバリ
最寄駅は都営浅草線の宝町駅。
A4出口を出てすぐの、左に向かう道の左手にあります。
また、東京メトロ銀座線の京橋駅1番出口からも近いです。
昨年末、「日本橋ぼんぼり」から、「東京バルバリ」に店名を改名。
先月、平日のランチを頂いてきました。
店構え
オフィス街にあるので、結構目立っています。
カウンター席のある一階のお席は夜のみなので、入り口で人数を告げて二階の席へ向かいます。
シェフは帝国ホテルのイタリアンレストランで修行された小池俊一郎さん。
居酒屋というジャンルになってはいますが、料理屋さんといった方がしっくりします。
店内の様子
ランチタイムの終わり頃、お客さんがほとんど帰られた時に撮りました。
右側にもテーブル席がずらっと並び、結構広々とした店内。
木を使った落ち着いた店内で、窓側には小さな色ガラスが組み込まれ、外から入る日差しが綺麗で、ちょっと昭和レトロな感じ。
12時前からだんだんと混み、ビジネスマンのお昼時間にはほぼ満席となります。
さて、本日のランチメニューは・・・
・炭火焼 親子丼 900円
・塩だれ 親子丼 900円
・和牛スジ煮込み定食 850円
・黒豚とろろ丼 900円
・タコライス 900円
・シェフカレーライス(初夏バージョン)750円
大盛りプラス100円
それぞれ、数量限定で売り切れ次第終了です。
どれも1000円あればお釣りがきますね。
塩だれ 親子丼
塩ダレの親子丼って初めてだったので、早速注文してみました。
しばらくして、一階の厨房から美味しそうなお料理が運ばれてきます。
たっぷりのご飯の上に、肉厚のふっくら鶏肉がたくさん乗っかっています。
サラダやお味噌汁、漬物のほかに、温泉卵が付いています。
その温泉卵を、どんぶりにかけてみましょう。
とろ~りとろとろ
ご飯と肉厚の香ばしい鶏肉に卵を絡めて、パクッと頂く。
・・・・う、う、うまーい!!
程よくスパイスの効いた鶏肉、ジューシーかつ歯ごたえもばっちり。
こってりとしたタレではなく、塩ベースなので、肉の旨さがとてもよく伝わるし、他の食材が肉の美味しさを引き立てているんです。
思わず無言でもくもくと味わう・・・。
もちろん、ご飯も美味しいので食が進む進む。
量もかなりあって、男性でも満足のボリュームだと思います。
この値段でこの満足感は、驚きです!
和牛スジ煮込み定食
ものすごいボリュームの牛スジ煮込みと、サラダ、お味噌汁、冷奴が付いた定食です。
ごはんも大き目のどんぶりにたっぷり!
しゃきしゃきのもやしと野菜、底の方には美味しい煮汁に煮込まれた豆腐が入っています。
写真では分かりづらいのですが、牛スジがゴロゴロとこれでもか!!ってほど入っています。
食欲をそそる香りに、しっかりと煮込まれた牛スジが旨い。
煮汁を、ご飯にかけたりするとまた旨い。
それにしても、ものすごいボリュームでした。
コラーゲン豊富な牛スジだから、美容効果もあるかな??
夜にはもちろんメニューも増えて、イタリアンをベースにした、和風創作ダイニングとなるそう。
フレンチや中華などの要素をも取り入れた、独創的なお料理が頂けます。
こちらのお店は、美味しい料理を気軽に楽しめるお店といったスタイルで、営業を始めたそうです。
ランチタイムの混み具合なのですが、11時半過ぎ、1時前、どちらもすぐに入店できました。
遅めの時間の方が空いていましたが、売り切れのランチメニューがあるかも知れません。
(6月に訪れた時点で)
是非、夜にも利用してみたいですね。
夜の利用は予約をしたほうがよさそうです。
■お店情報
住所 東京都中央区京橋3-7-9
地図
時間 〔ランチ〕11:30~13:30
〔ディナー〕18:00~23:30
〔土〕18:00~22:30
電話 03-5524-1338
定休 日・祝
2007年07月07日
風情漂う穴子専門店 日本橋 玉ゐ
天然あなごを使用した絶品「箱めし」が頂けます
玉ゐ 日本橋本店
たまい にほんばしほんてん
玉ゐ 日本橋本店
たまい にほんばしほんてん
魅惑のあなご箱飯を頂きに伺ったのは、5月の下旬。
「箱飯」とは、重箱に、うな重風にアナゴを乗せた「あなご重」のこと。
天然物のあなごを使用しています。
ちなみに、あなごは日中砂泥の穴にもぐり、夜間活動をする夜行性の生態から「穴子」と名づけられました。
一般にあなごと呼ばれているのは、「真あなご」の事で、旬は夏!
程よく脂が乗り、うまさが増すのだそうです。
穴子の脂肪はうなぎの約半分。
うなぎに比べて低カロリー・高タンパクで食べやすく、かつクセがないので食べやすいのが特徴です。
場所は日本橋高島屋の斜め裏手。
平日の7時前に伺いました。
味わいある店構え
昭和28年建築の酒屋を改造したそうですが、店内も趣がああります。
(お店自体の歴史は新しいようです)
カウンターとテーブル席が奥に細長く並んでいます。
一番奥には、半個室風の落ち着ける4人がけテーブル席も。
二階には個室もあるそうです。
賑わう店内
私が入店した時間はまだ3組ほどしかお客さんがいなかったのですが、30分ほど経つと、あっという間に満席状態に。
席に着き、さっそくお品書きを拝見。
メニューは玉ゐおすすめの「箱めし」をはじめ、穴子ちらしや天ぷら、押し寿司。
単品では、穴子の西京焼や味噌焼き、串焼きや骨せんべい等々。
さまざまなアナゴ料理が楽しめます。
箱めし 中箱(香の物、お椀付き) 2800円
箱めしは小箱と中箱があり、中箱はふた切れ乗りますが、小箱はひと切れになります。
小箱は1600円。
アナゴの仕上げは、「煮上げ」と「焼上げ」の二通りから選べます。
ふんわりとしたあなごの柔らかさを楽しみたい時は「煮上げ」。
香ばしい焼きあなごの風味を楽しみたい時は「焼上げ」を。
との説明でしたが、どちらにするか非常に悩んでいたら、店員さんに「それぞれ一切れずつ乗せることも出来ます」と言われ、それに決定!
手前が「焼上げ」、奥が「煮上げ」
一度に二種類楽しめるのは嬉しい。
あなごの上には肝煮が乗っています。
香の物には、めずらしい玉葱の漬物が付いていました
。
香ばしく、ふんわり柔らかそうなあなごに、添えつけの上品に香り立つ柚子の皮の下ろしたものをササッとかける。
・・・あぁ、とっても美味しい。
ご飯の上には大葉。
一口一口ゆっくりと味わいながら、その味をかみ締めます。
あなごは柔らかく、味もさっぱりしているので山葵等の薬味を少しずつ使って味の変化も楽しめますね。
・・・と、ここで全部食べきってしまってはいけないのです。
プラス200円で、更なる幸せが待ってるのです。
最後はお茶漬けに
別注のあなごの骨の出汁をかけて、お茶漬け風に頂きます。
このお出汁がまた美味しい。
色んな味わいが楽しめ、あなごの奥深さを思い知りました
あなご押し寿司
お土産用に注文しました。
ちなみに、箱めしや穴子ちらしのお持ち帰りもあります。
ほろほろと優しく口の中でとろけてゆく穴子の食感と風味。
ご飯と薬味のバランスもたまりません。
ちなみに、お持ち帰りの紙袋。
かわいいんですよ。
愛くるしい穴子ちゃん達?!
玉ゐのあなごは、江戸前や仙台港に水揚げされた常磐産など、その時期で一番美味しいものを使用しているそうです。
やはり、週末や休日はとても混むようなので、予約した方が良さそうです。
また、お店に伺ったときは気付かなかったのですが、ご当地限定キティーちゃん(しゃもじを持った穴子キティー)を店内で販売されているそうです。
しかも、玉ゐでしか手に入らないんだとか。
マニアの方、是非お土産にどうぞ。
夏ばて防止に、うなぎも良いけどあなごもね。
■お店情報
住所 東京都中央区日本橋 2-9-9
地図
時間 平日 11:00~14:00/17:00~21:30
土日祝 11:30~15:00/16:30~20:30
電話 03-3272-3227
定休 無休
日本橋室町に支店、
また、日本橋界隈の出前専用店「中洲店」もあります。
電話番号03-3249-2582
2007年07月04日
☆・七夕の願い事・☆
最近すっかりブログの更新が遅れております・・・
私事のネタなのですが・・・
先月お世話になっていた会社さんが入っているビルのロビーに、大きな七夕の笹飾りがお目見えしました。
短冊に、素敵な願い事を皆さん思い思いに書いています。
読んでいるだけでも楽しいですなぁ。
「戦争がなくなりますように。」
「みんなが幸せになりますように。」
「みんなが幸せになりますように。」
素敵な願い事ですね。
どうか叶いますように。
大きな笹がすっかりカラフルに
七夕飾りなんて子供の頃以来作ってないな。
大人達がワクワクしながら色紙のわっかをつないで笹飾りを作っているのを想像すると、楽しい。
ちなみに、短冊などを笹に飾る風習は、江戸時代から始まったものだそう。
日本のどこかには、「七夕」なんていう素敵な苗字もあるそうな。
ありがたい事に、私も短冊を頂いたので、願い事を書いてみた。
・・・
・・
・・・・
叶いますように。