2006年05月09日

話題のラブレ菌を食す・・・すぐき漬け

前回書いた「ラブレ」のラブレ菌ですが、
今回は、ラブレ菌が発見された、ラブレ菌ふるさとの・・・


京のお漬物 すぐき漬け


を食してみました。


すぐき漬けって、どんなものかというと・・・



千枚漬けや、しば漬けと並ぶ、京都のお漬物のひとつです。

すぐき漬けに使うすぐき菜は、カブの一種で、
京都の上賀茂神社に奉仕する社家が種子を手に入れ、
屋敷内で栽培してされていたもので、
はじめは家用の漬物として漬けられていました。
なんと400年も昔からです。

江戸時代末期には、
当時の所司代から他村への持ち出しが禁じられていたそう。
今日にいたるまで、すぐき菜は上賀茂の特産となっています。


・・・ほっほうー。
上賀茂神社が関わっていたなんて、なんだかご利益ありそう~ 笑い

しかも、昔は門外不出だったんですね!
まさに、上層階級の食べ物だったのかー。


そして、すぐき菜は、

漬物にしかならない んだそう。
漬物になるべくして生まれたみたいですね~。


どうやって作るのかな?

?11月ごろに収穫
?根や皮を包丁で剥ぎ取る
?荒漬け
   水を張った樽に入れ、塩をふり、重石を置いて一晩漬ける
?本漬け
   この地特有の"天秤押し"というやり方でじっくり漬け込む
? 室(むろ)
  室に入れて乳酸菌で醗酵させる
?室から出して自然に冷やせば完成


乳酸菌で発酵させることで、独特の酸味が生まれるのですね。




さてさて、私はこちらを購入してみました。

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東京では、高島屋で売っている、
京都のお漬物やさん「村上重本店」の、ちりめんすぐきです。
刻まれてるので、食べやすいかな?と。
すぐ食べられるので、楽かな?と。笑

で、お茶漬けにしてみました。
熱いお茶だとラブレ菌死んじゃうかもしれないので、ぬるめで・・・

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コリコリとした歯ごたえと、控えめな酸っぱさが、
お茶漬けに合う合う~!!


ちなみに、横にあるのは、
京都にある昆布やさん「五辻の昆布」の、お茶漬若布
お茶漬けアラレがすきなんですよ~。

茶碗は、高校時代に部活でロクロ回して作ったものです。
(陶芸部でした。今も部はあるのかな?)
駄作ですが、お気に入りなんでござんす。




at 20:23│Comments(0)TrackBack(0) 美容健康・音楽 

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