2006年08月04日

横浜赤レンガ倉庫

時代を生き抜き、商業文化施設に生まれ変わりました

赤レンガ倉庫


広々とした横浜新港埠頭のに、のびのびと建つ二つの赤レンガ倉庫。
大正2年に完成した1号館には、ギャラリーとホール。
明治44年に完成した2号館には数多くのショップやレストランが入っています。

設計は、明治時代の建築家、妻木頼黄によるもの。


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赤レンガ倉庫 2号館


最新のレンガ組積構造で、なんと関東大震災にも耐え抜いたんです。
平成4年に横浜市が国から取得し、改修工事を行い、「赤レンガ倉庫」として2002年に商業文化施設としてオープンしました。


改修工事はかなり苦労した様です。

その当時は、雨漏り、腐食、落書きでひどい状態だったそうで、14万枚の屋根瓦を全て葺き替え、外壁のレンガも劣化のひどいものは丁寧に削りながら抜いて、新しいレンガをはめてゆく・・・。
しかも、ただ入れ替えるだけではなく、炭で汚して、古いレンガとの調和を図っていく・・・。
他にも、外壁を無傷で補強するために内側から何箇所も柱を打ちつけたり。

作業一つ一つの工程で、建物の保存の観点と、商業施設としての活用との観点で、議論が絶えなかったそうです。
たとえば、壁に穴を開けるのは3箇所も必要か?等。
気の遠くなるような作業が7年間も続き、ついに商業施設として生まれ変わったのです。



今、私達がこうやって素敵な歴史的建造物と触れ合えるのは、多くの人たちの努力と苦労のお陰なんですね!


建物はすぐに建てる事ができるし、壊して立て直したほうがよっぽど楽なのですが、その街の歴史や人々の想いがたくさん詰まっている建物・・・。
だからこそ、苦労してでも、ずっとずっと「古き良き・・・」を残してゆきたい!と思い願うのですよね。



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近づいて、レンガをよーく見てみよう・・・


 
レンガの積み方


一般的には、長手面(側面の長いほう)の段と小口面(側面の短いほう)の段が交互に並ぶイギリス積みと1段に長手面と小口面が交互に並ぶフランス積みが多く見られます。
横浜赤レンガ倉庫は、イギリス積みの変形のオランダ積み(角の部分の積み方だけイギリス積みと異なる) なんですよ。

いやぁ~レンガの積み方って色々あるんですね!
意識したことなかったです。
ちなみに・・・

レンガの大きさは、
長手225mm×小口109mm×厚さ61.6mmで、通常のレンガ(210×100×60)より一回り大きいんです。

そして、使用されているレンガの数は2号倉庫だけで318万個!!



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2号館3階のバルコニー


このフロアには、ブルーノート系列だと思うのですが、ジャズの生演奏が楽しめるモーション・ブルー・ヨコハマがあります。

えぇ、行ってみたいですともっ!!



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バルコニーからの眺め


みなとみらいが望めます。
右側の、帆のような形をした建物は、ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテル、少し左にコスモワールドの大観覧車が見えます。



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1号館1階のエントランスの床には、改修工事でその役目を終えた創建当時の部材の一部が展示されています。
扉の上の方に付いていた部品・・・なのですが、詳しくは調べられませんでした。


夜はライトアップされて、夜景もとても幻想的ですよ。

みなさま行かれる機会がありましたら、是非是非、歴史を生き抜いてきたレンガ達を愛でてやってください。




■ 情報


所在地 神奈川県横浜市中区新港
地図 グーグルマップ
交通 みなとみらい線「馬車道駅」または
   「日本通り駅」から徒歩6分
   JR根岸線「桜木町駅」または
   「関内駅」から徒歩15分

シーバス乗り場もあるので海からのアクセスも♪


at 22:30│Comments(0)TrackBack(0)★横浜 

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