2006年09月17日

美輪明宏音楽会

先日、パルコ劇場の
美輪明宏音楽会〈愛〉L’AMOUR 2006
に行って参りました。


昔、友人が「美輪さんの音楽会とても良かった!」と教えてくれたのと、昔、NHKだと思うのですがテレビ放送で美輪さんが「ヨイトマケの唄」を歌ってらして、ひどく感動したのとで、生で観たかったのです。

美輪さんは、春は演劇、秋は音楽会を毎年行っており、音楽会に参加できたのは今回で二回目。
去年は、埼玉県和光市民文化センター「サンアゼリア」で楽しみました。
さーて、今年もそろそろチケットを取らなくちゃ・・ってネットで調べてみたところ、なんともうすでに完売。
美輪さんの音楽会全国全て完売・・・。
オーラの泉の影響でしょうか?去年に比べてかなりチケットが取りづらくなってしまいましたね。
去年もオーラの泉の放送はありましたが、深夜放送だったのでそこまでではなかったみたい。

うむ。今年はあきらめるしかないのか?
調べてみたら、パルコ劇場では当日券の発売があるとの事。
公演日前日の12時~14時までの間に電話受付をしていて、整理番号を告げられ、当日は開演前1時間までに会場に整理券番号順に並んでチケットを購入するというもの。
(一人チケット二枚まで可能)
色々と情報を調べてみたら、案の定、その電話がなかなかつながらないらしく、当日券ゲットも至難の業らしい・・・。

まぁ、行動しないで後悔するよりは行動しちゃえ!という事で、ダメモトで、12時キッカリに電話攻撃を行いました・・・ら、なんという事でしょう!10分後、奇跡的に電話が繋がりました!

整理番号を伺い、当日いざパルコ劇場へ。


9d00d765.jpg


神々しいポスターです


開演一時間前に整理券番号順に並び、番号が若い人から空いている席を指定してチケットを購入していきます。
当日券なので補助席になるのかな?と思っていましたが、劇場の通常の席がいくつか空いているようです。
連休初日でしたが、全員で15人ほど並んでいたでしょうか。
さて、私の席は劇場の一番後ろから二番目になりました。
チケットを購入して一旦解散。開演30分前に入場できます。
パルコ劇場は初めてなのですが、映画館のように小さな劇場で、そのお陰で一番後ろの席でも十分に満喫できる広さになっていました。
一般的な劇場の真ん中ぐらいの席が、パルコ劇場では一番後ろといった感じ。
傾度もあるので、前の席に背の高い人が着席してもステージは十分に見渡せます。

前回のコンサートプログラムは、昔懐かしい古き佳きシャンソン特集でした。
シャンソン?難しそうかな?なんて思っていたのですが、その辺はしっかりと美輪さんが時代背景から説明して下さいます。
なので、とても楽しむことができました。

今回は、前半は美輪明宏のオリジナル作品、後半は古き佳きシャンソン。

美輪さんの音楽会の特徴(私の主観)
・幕が上がるとお香の香りが劇場全体に広がる。
 (前半、後半で香りが違います)
・舞台の美術がうっとりするほど美しい
 (前半、後半で音楽のイメージでかわります)
・美輪さんの歌は、歌っているというより演じている。
 一つ一つの歌に、ひとつのドラマが浮かびます。
・美輪さんの衣装がうっとりするほど美しい。
・テレビ放送では決して聞くことができない、
 美輪流痛快毒舌トークが楽しめる。


前半のステージ衣装は、スカートではなく、珍しくパンツのドレスでした。
異国情緒あふれる戦前の長崎をイメージしたかのような舞台。
美輪さんの生い立ちや、その時代の背景、戦争の残酷さを熱く語ってくれました。
生々しい、従軍慰安婦の話が胸に痛かった・・・。
外国の女性はもちろん、日本の女性も狩り出されていたのですね。
そして、今では放送禁止の歌「祖国と女達」も聞けました。
美輪さんが干された頃に強い意志を持って作られた歌。
それぞれとても心に響きました。
そして・・・
私が生で聞いてみたかった「ヨイトマケの唄」を歌ってくれました!
音楽会ではリクエストが多くても歌うことが少ないと言われていたヨイトマケの唄!
(シャンソンの衣装ではイメージが違うため)
1966年のヒット曲です。
女手1つで自分を育てた亡き母を回顧する歌なのですが、、歌詞の中に「土方」(どかた)が含まれているために民放では近年まで放送が自粛されていました。
NHKでは放送自粛となっていないのが不思議ですよね。
差別だなんだと制限したりする方がよっぽどおかしいと思うのは私だけでしょうか。
美輪さんの魂の叫びの歌声で、涙が止まりませんでした・・・。
この歌を聞けただけでも、本当に来れてよかった!チケットとれて良かった!

後半のステージはこれまた美しい!
天を彩る花園の川が地上に舞い降りたような・・・。
ここは極楽浄土ですか?
天空の花園ですか?
といった感じ。
そこに、美しいドレスを装った美輪さん登場。
前半のイメージとはまた違い、美しく気品が漂っています。
そういえば、去年の後半ステージもすごかった。
まるで天の川が空からステージに降ってきたかのような・・・。
後半のステージは、シャンソンのメロディーとともに、その時代の女性達の姿がまるで浮かび上がってくるかの様でした。
最後に定番の「愛の賛歌」
本物は、日本で歌われている歌詞とは全く違うのですね。
「恋」と「愛」とは別のもの。
(さだまさしさんの歌にもありますが、求め続けてゆくものが恋~奪うのが恋~与え続けてゆくものが愛~変わらぬ愛~なのですね)
歌詞はフランス語なのですが、最初に日本語で演じ語ってくれます。
その後に聞くフランス語の「愛の賛歌」は身が震えるほど最高です。

アンコールに答えて歌ったのは、老婆が華やかだった自分の昔を語る歌。
老婆から、スターだった自分を思い出すときの声の変わり様はお見事です。
去年の音楽会でも、歌の途中で老婆になったり(身も声も)、それはもう驚きでした。
美輪さんの音楽は、その歌の人物が美輪さんに乗り移ったかのような凄さがあります。

会場では、美輪さんグッズ(プログラムや本、ビデオ)が販売されていました。
開演前は、黒山の人だかりで近づくことができませんでしたが、休憩時間に覗いてみると、美輪さんのサイン本がすでに全て売り切れでした。
去年の和光市の会場では、一回限りの公演だったせいか、沢山のサイン本があり、ゆっくりじっくりと選んで購入できたので、グッズも絶対欲しい!という方は、あえてそういった会場に行ってみるのもいいかも知れません。

去年行った和光市の会場とパルコ劇場で比較する方がおかしいのかもしれませんが、パルコ劇場では、若い女性の美輪さんファン!といった方が多くみられました。
和光市では、年配のご夫婦がメインでしたね。
オーラの泉の影響もあるかもしれません。
和光市会場では出待ちもできましたよ

パルコ劇場の公演は10月1日までです。
チケットは完売ですが、当日券を狙うという手もありますので、ご興味のある方は是非チャレンジしてみてください。


 

at 16:45│Comments(4)TrackBack(0)美容健康・音楽 

トラックバックURL

この記事へのコメント

1. Posted by 花宵   2006年09月17日 18:16
お久しゅうデス。
嗚呼ッ!!
美輪サマ・・
実は愛スル方の1人だったり・・デス。
渋谷にジァンジァンがあった頃はよくライブに行ってたのデスガ、
無くなってからめっきり・・★
人酔いの恐れがあるので(汗
ジァンジァンのでさえ世界観があるのに、パルコ劇場のだともっとステキなんでしょうね?
読んでるだけでも楽しさが伝わってきます。
はぁ・・(感嘆
行こうかしら★
2. Posted by ハシビロコウ   2006年09月18日 00:13
花宵 さま
コメントありがとうござりまする。
なんとなんと、ジャンジャンの頃から愛していたのですね!
是非是非パルコ劇場でも美輪ワールドを味わって頂きたい!
渋谷って人多いですもんね・・・
わたしゃ未だにあの交差点、上手く渡れませんから笑。
人の波を乗り越えてでも、是非パルコ劇場へ!
平日だとまだ電話繋がりやすいかも知れませんしね。
3. Posted by 雛の箱   2006年09月19日 00:22
私も美輪さんの舞台は観ています。
もう10年になります。。
ハシビロコウさんのコメントを読むと
舞台の情景がありありと思い出され
香りまで感じられるようです♪
今年は歌の会には行けませんでしたが
コメントを読み、美輪さんの世界に
浸れました。ありがとうございました{ラブ}
4. Posted by ハシビロコウ   2006年09月19日 11:34
雛の箱 さま
コメントありがとうございます。
さすがだー!もう10年もですか。
今みたいに、また人気が出てきた時期とは違いますから、本当にお好きでいらっしゃるんですよね。
私みたいなぺーぺーとは訳が違いますよっ。
私はまだ舞台は観た事がないんです。
今はすごくチケット入手が困難らしいのですが、でも一度は拝見してみたい・・・。
こちらこそ、そう感じで頂いて、ありがたいやら嬉しいやらです。

コメントする

名前
URL
 
  絵文字